音楽がうまれるとき

ogata_toshi2007-01-23

  ▽▽▽
  

友人に、ジャズベーシストが居る。
彼に、ベースをデザインした。
その素焼き。
これから、本焼き。
このベースは直線的な「箱」のようなシルエット。
中米にカホンという打楽器がありますが、好きな楽器です。ダンス舞台でも使ったことがあります。飾り気のない直線的なデザインだが、素材が木材だからかもしらないが情のある音がする。
    

     
数年前に、神戸のライブハウスで、一緒に演奏をした。
トリオでやった。
もうひとりは、ピアニスト。
私はギターを弾いた。
    

「料理はベーシストが創り、使う器や酒器はすべて私が創る、ピアニストは精魂込めておもてなしをする」ということが、付録と言うか、それがメイン。
つまりディナーショーという事なのですが。
    
もちろん、ジャズライブなのだから、演奏も聴衆を魅了堪能させるものでなければならない。
ベーシスト作曲、ピアニスト作曲の、新曲が二作品披露された。
中華風味ブルースとボサノバ。ギターは私…。
もちろん世界初演である。
   
   
ベーシストは、やたら料理が上手い。
なので、ベースも弾けるシェフ、ピアノも弾けるマダム、陶芸もできるギタリスト。というシャレ。だったわけですが。

当日は中華料理コースでした。
ということで、ミュージシャン全員中国系コスチューム。
バンド名は、チャイニーズ・キッチン・バンド。
もしくは「ザ・キッチンワーク・ジャズトリオ」。
    
そのショーのときに創った手元にある大皿の裏を観てみましたが、
花の象眼をほどこしてあり、
「THE KITCHEN WORK JAZZ TRIO」と刻印されていました。
     

  
なんだか、わからないが、おもしろかった夜。

   


※使用ギターは、ストラトキャスターだった。 ジャズなのに。
※ベーシストは、幼稚園の同級生。写真横にあるのは、彼のバンドのCD。