2009-01-01から1年間の記事一覧

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山積みの とりかえしのつかなさは 希望 蘇れ 生まれよ 新しく とりかえしのつかなさ ただの一回の集積の今 此処 は 彼方 ◇

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とりかえしのつかなさ の 発見の自覚 その検討洗練が かけがえのないなにか へ とりかえしのつかなさ は かけがえのなさ と 近似 または 隣接 あるいは かけがえのなさ そのもの ◇

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それでも あろうとする 『一回性』のところの記憶の集積 思い出そうとする 取り戻そうとする 回復しようとする それは 二度と起こりえない にもかかわらず あたらしく うまれる 一回性として とりかえしのつかなさ ◇

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◇◇◇◇◇◇◇ 二度と起こりえない フィクスできず コピーできない そのような進行 日々育まれる 更新される 立ち現れる新しい旧知 かけがえのない時間 それは とりかえしのつかなさ

   海の底の底の部屋

柱は海を ささえている 海は この 柱で ささえられている △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△ ときとして ほんとうにほんとうに 美しくて ほんとうにほんとうに かわいらしくて 愛しくて だれのことも 驚かさず 脅威させず 奇抜では 無く 小さく ある 作品は 語らない 手のひら…

  12月某日 晴れ

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cafe gallery SHEEP

緒方敏明 作品展 「だれも いない」2009年11月9日(月)〜 11月30日(月)場所 cafe gallery SHEEP 大阪市都島区都島本通り3-25-7電話 06-6925-1003 月曜から金曜 11時30分から19時30分 土曜 9時30分から19時30分日祝 休業 地下鉄谷町線・都島駅下車・1番出…

旅人のはなしを聴きに・地平線会議

旅について・私は なにも知らない 私は此処が どこなのか知らない 此処が東京だとか大阪だとか和歌山だとか 新宿だとか心斎橋だとか都島だとかいう地名・駅名はわかる だけど 此処が どこなのだか 知らない いまだ知ったことがない 私は 此処にずっと居るの…

大阪展覧会・cafe SHEEP・緒方敏明 作品展

展覧会を行います 素晴らしい喫茶店 cafe SHEEP ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 緒方敏明 作品展 「だれも いない」2009年11月9日(月)〜 11月30日(月)場所 cafe gallery SHEEP 大阪市都島区都島本通り3-25-7電話 06-6925-1003 月曜から金曜 11時30分から19時30分 土曜 9時…

鬼のシンデレラのはなし

鬼のシンデレラのはなし きのうのおには きょうのほとけ こわいはなしか やさしいはなしか きょうも かおを ぬぎました 仮面では無い これは顔 さっきまで顔だったけど 脱いだ今は仮面 顔だったときは 怖かった 恐ろしいよ自分 でも自分だからわからない 此…

西千葉・現代アート3人展・開催場所

緒方展示テーマは 「創作の生い立ち」作品と 創作過程のデッサンなど資料展示 西千葉・現代アート3人展・開催場所絵画教室アトリエMIWAhttp://www.h4.dion.ne.jp/~art-pm/art-school.html千葉市中央区汐見丘町15-3 TEL/FAX.043-241-2001JR 西千葉駅から徒歩7…

西千葉界隈・文化祭り

以下に参加しますhttp://westvillage919.blog99.fc2.com/緒方は 創作過程について具体的に展示予定 大阪展と平行して準備しています ◇◇◇◇◇◇以下・案内から文化・地域起こし企画の千葉ウエストビレッジ・プロジェクトの第一弾として、千葉ウエストビレッジ文…

 和歌山市 小野町デパート 緒方敏明 展覧会

儀式に向かう家族 ずんずんずんずん歩く感じ いい太陽が来たので 空き地でロケハン この大きさの象 その世界へ はいってゆく ぼくたちも 小さなロケ隊 太陽光の動きに合わせて いくつかの作品を撮影する ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 緒方敏明 展覧会について ◇◇◇◇…

 お菓子の教会  

人々は 光や水を大切にしてくらしている 村には 光や水にまつわる建物が いたるところにある 子どものころ「この建物の中では お菓子をつくっているのにちがいない」と思っていた だけど 大人たちと中へ入ると お菓子はいつも片付けられていて そこには無か…

砂に浮かぶまち

1987年制作の作品 未発表 今回の和歌山展覧会のテーマ(物語)に根元的に繋がる作品だと感じたので 公開することにしました 私にとって とても大切な 意味を持つ作品 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 果物を売っています 鶏が居ます 崩壊した建物が あります 詳しい話は 会場にて

とりのとぶたかさ・「創作の体験的取材」

俯瞰(空間のスケール感)について 気球に乗れたことは とても参考に成りました (2009年5月) 気球は、「風と同じ速度」で進むので ほとんど風を感じないです 時速100キロで進むときも、時速100キロの風に乗ってるわけだから、理論的には空気抵抗は無いはず…

視力補正

創作が長丁場に成ってくると 世界観に対して目が慣れてくる 「慣れてくる」のは いいことのようだけど、世界に馴染みすぎると 観察力が低下するような気がする 世界での滞在に心的なゆとりが出来て 好奇心が別のことに移行するのかも知れないけど 逆に 焦り…

とり と そら

「かけがえのないもの」は 金では買えない 物も街も道も社会も川も海も山も空も自由も安心安楽も遊び場も なにもかも金で買い取られてしまう そして 彫刻家橋本平八には、絶対に成れない 生き方も真似できない どうしよう… だけど、だけど、だからと言って、…

そらをつくる「何か」

「空を創る」などと書くと 大仰かもしれないけれど 丈夫な体と 飛ぶ意志があっても 「空」が 無ければ だれも飛べない だから 空をつくる「何か」が 世界には 居る 空は太古から ずっとあるから 鳥がうまれるまえから 居たのかもしれない だけど 空が狭くな…

ひとが おもっていること

◇◇◇◇◇◇◇◇◇ひとが ほんとうにおもっていることは、日々の仕事が締め切りに間に合うかどうかとか 契約とか利潤効率とかのことなんかじゃ無い 今日という一日に体裁を付けてなんとかやり過ごすことでは無い ひとは 利害や損得や金銭や勝敗のことを考えて日々過…

創作ということ

創作するということを うまく言葉にできません 意識の深度と言うか…「何を見てきたか」みたいな 夢の中から「何を持ち帰ったか」とか、創作にはそういうことが大切なような気がしています。 息の続く限りギリギリまで潜って暗い海底を探る やっと浮上して手…

水を舞う

人々は 光や水を大切にしてくらしている 此処は 光に溢れ 太古から昏々と泉が湧いている 涸れることのない水源 「おいしいみず」 これは 世界の宝だ 光や水を称える祭りが いたるところでおこなわれている 水の人が踊ると 太陽の中に 雨が降る

 和歌山展覧会・小野町デパート

「いにしえ」というニュアンスの単語が、ほしかったのですが 「ancient」としました 邦題は「とり の とぶたかさ」です◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇世の中は風化してゆく出来事で溢れているかもしれない しかしながら ときとともに輝きを増す記憶は糧となるだろう素晴…

器について

器で水をすくい取るのではない 手のひらで水をすくう そこに器がある

物語を創りながら

しろいまちのひとびとの暮らしについて想っています この器は たぶん こんな感じかもとか おもいながら調理して盛りつけてゆきます 「あちらの器をこちらでつかう」 実物大で現実生活として行うことによって「あちらとこちらの通路」ができてくる そして 思…

とりのとぶたかさ

私が創る作品は 空想妄想幻想だけど リアリティは いつも欲しいと思っています。 作品が「単なるファンタジーに成りたくない」という思いがあります どこかにありそうで どこにもない建物。だけど、体の何処かで知っている記憶がある 初めてなのに懐かしいよ…

えりも 人形展 【超人形師】

必見・展覧会のお知らせですえりも 展 日程■7月15日(水)〜7月26日(日) 時間■10:00〜18:00 入場料■無料 お問合せ■ZAIM事務局 TEL 045-222-7030(担当者:鈴木・阿部・井戸川) 主催■財団法人横浜市芸術文化振興財団えりも 立体造形作家。横浜生まれ、長…

うちくい展 

染め と 織り 布の展覧会ゆとりのある会場に 見易く見応えのある展覧会素晴らしい作品の数々が 自然光の入る会場に さらに映える ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇下記記事から添付致しました http://nunupana.com/uchikui/future/◎出展作品(展示と販売) うちくい/てぃさーじ…

長野亮之介 展覧会  【百顔繚乱展】

長野亮之介個展 【百顔繚乱展】 人人人… 顔顔顔… 人物画を描き続けるイラストレーター 一人一人の個性をシンプルに抽出 長野エフェクトを画紙に託す会場は圧巻の原画群 色鮮やかな空間構成と成っているていねいに描き重ねられた一枚一枚の絵画に向き合うと …

吉田哲也 彫刻展覧会

形が立ち上がった瞬間に 創作をフィクスする 表現に業(自我)が介入したとたんに 手を止める アーティストの感性と手と素材が「彫刻に成った」 その瞬間の『発芽』が 此処にあるこのような作品との出逢いは、なかなか無いと思う 期間は短いですが、このチャ…