2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 和歌山市 小野町デパート 緒方敏明 展覧会

儀式に向かう家族 ずんずんずんずん歩く感じ いい太陽が来たので 空き地でロケハン この大きさの象 その世界へ はいってゆく ぼくたちも 小さなロケ隊 太陽光の動きに合わせて いくつかの作品を撮影する ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 緒方敏明 展覧会について ◇◇◇◇…

 お菓子の教会  

人々は 光や水を大切にしてくらしている 村には 光や水にまつわる建物が いたるところにある 子どものころ「この建物の中では お菓子をつくっているのにちがいない」と思っていた だけど 大人たちと中へ入ると お菓子はいつも片付けられていて そこには無か…

砂に浮かぶまち

1987年制作の作品 未発表 今回の和歌山展覧会のテーマ(物語)に根元的に繋がる作品だと感じたので 公開することにしました 私にとって とても大切な 意味を持つ作品 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 果物を売っています 鶏が居ます 崩壊した建物が あります 詳しい話は 会場にて

とりのとぶたかさ・「創作の体験的取材」

俯瞰(空間のスケール感)について 気球に乗れたことは とても参考に成りました (2009年5月) 気球は、「風と同じ速度」で進むので ほとんど風を感じないです 時速100キロで進むときも、時速100キロの風に乗ってるわけだから、理論的には空気抵抗は無いはず…

視力補正

創作が長丁場に成ってくると 世界観に対して目が慣れてくる 「慣れてくる」のは いいことのようだけど、世界に馴染みすぎると 観察力が低下するような気がする 世界での滞在に心的なゆとりが出来て 好奇心が別のことに移行するのかも知れないけど 逆に 焦り…

とり と そら

「かけがえのないもの」は 金では買えない 物も街も道も社会も川も海も山も空も自由も安心安楽も遊び場も なにもかも金で買い取られてしまう そして 彫刻家橋本平八には、絶対に成れない 生き方も真似できない どうしよう… だけど、だけど、だからと言って、…

そらをつくる「何か」

「空を創る」などと書くと 大仰かもしれないけれど 丈夫な体と 飛ぶ意志があっても 「空」が 無ければ だれも飛べない だから 空をつくる「何か」が 世界には 居る 空は太古から ずっとあるから 鳥がうまれるまえから 居たのかもしれない だけど 空が狭くな…

ひとが おもっていること

◇◇◇◇◇◇◇◇◇ひとが ほんとうにおもっていることは、日々の仕事が締め切りに間に合うかどうかとか 契約とか利潤効率とかのことなんかじゃ無い 今日という一日に体裁を付けてなんとかやり過ごすことでは無い ひとは 利害や損得や金銭や勝敗のことを考えて日々過…